手元のコスプレ衣装を「別の衣装」にアレンジ・改造したい！どんな方法がある？

制服やユニフォームなどの衣装にありがちですが、以前購入した衣装と、新たに購入しようとしている衣装が酷似している時がありませんか？

「同じような衣装なのにまた買い足すのかぁ…」ともったいなさを感じる人は、手元にある衣装を思い切ってアレンジしてみるのも良いかもしれません。

今回はいざという時に役立つ、衣装の改造・アレンジ方法をご紹介します。

コスプレ衣装を一部だけアレンジする場合、おおよそ以下のパターンに分けられます。それぞれ代表的なアレンジ方法を紹介します。

「ラインを入れたい！」「花柄を追加したい！」という場合、布用のペン・アイロンプリント・刺繍・布用スプレーなどの方法があります。一番使い勝手が良いのは、布用のペンです。生地に直接手書きでき、複雑な柄や細いラインなども再現できます。一方アイロンプリントや刺繍は手間がかかるものの、立体感があり、上質な印象に仕上げることが可能です。

「ボタンを付け替えたい」「エンブレムを追加したい」という場合、手縫い・布用両面テープ・布用ボンドなどで付け加えましょう。簡単に付けられるのは両面テープや布用ボンドですが、手縫いであれば後から取り外すことも可能です。

「丈を短くしたい」という場合は、縫い目をほどき、不要な長さをカットしてまた縫い直せば綺麗にリメイクできます。逆に「長くしたい」という場合、既存の素材と異なる素材を縫い足す形であれば比較的容易ですが、既存の生地を延長するような形を希望する場合は、ほぼ同じ布を探し出す必要があり、難易度が高くなります。思い切って買い直すか、わずかに伸ばすだけで良いのであれば、縫い代部分を使うという手もあります。

「白を黄色にしたい」「水色を黒にしたい」という場合、布用の染料を使って染めましょう。前提として赤→青といった色味の変更はできません。淡い色から暗く濃い色にする、白から別の色にする、といった場合に染色が役立ちます。また染色は大掛かりな作業になりますので、一部だけ色を変えたい場合は、布用ペンや布用スプレーなどで手軽に済ますのがおすすめです。

パンプスやスニーカーのデザインは少々変えづらいですが、ブーツであれば「ブーツカバー」を被せると言う方法があります。これであれば元のブーツの色やデザインの影響を受けることなく、別デザインのブーツに応用可能です。

ここからは少し視点を変え、手元のコスプレ衣装をより自分らしく、オリジナリティをアップするためのアイディアを紹介します。

メイド服やロリータなどフリルが印象的な衣装には、レースやチュールを増量するのがおすすめです。スカートの裾や袖、襟元など、フリルのある部分に追加すると、ボリューム感のある衣装に仕上がり、可愛らしさ・躍動感もアップします。

鎖骨や胸元が出るデザインの多いセクシー系衣装には、チョーカーとの相性が抜群。小さなアイテムながらも存在感があり、着こなし度がぐんとアップします。

一国の姫をイメージした衣装は高級感を出したいもの。衣装のラインにそってビジューをあしらえば、よりゴージャスな衣装へとアップグレードします。動くたびにキラキラと輝き、目立つこと間違いなしです。

もこもこ・ふわふわ素材のアニマル系衣装には、同じ動物モチーフの小さなマスコットをつけてさらに可愛さをプラス！フードやカチューシャ、胸ポケットなど、目に留まりやすい場所につけられるとより良いでしょう。

ごく一部の柄や色だけが違う…そんな“惜しい衣装”なら、もう一着新たに買い足す必要はないかもしれません。

ぜひこれらのアイディアを活用して、別の衣装に生まれ変わらせてみてはいかがでしょうか。

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