嵩張るコスプレ衣装の収納に困りませんか？
コスプレイヤーの部屋は、片付けができていないことが多いといわれるものの、汚い部屋で生活するのは嫌ですよね。
衣装も適当に保管していると、カビが生えたりシワだらけになってしまいます。
大切な衣装を長くきれいに着るためにも、収納方法は大切です。
この記事では、衣装やウィッグのおすすめの収納方法をご紹介します。
目次
コスプレアイテムの収納に適した場所
まずは、コスプレアイテムの保管に適した場所をご紹介します。
一般的な衣服と変わらないので、ご安心ください。
高温多湿は避ける
コスプレのアイテムは、一般的な衣服では使わない合皮やエナメルも使用します。
素材によっては、カビが生えたり他の衣服にくっついて汚してしまうこともあります。
できるだけ湿気の少ない、涼しい場所で保管しましょう。
直射日光があたらないところ
直射日光は、素材によっては黄変や痛みの原因になります。
部分的に色が変わってしまうと、衣装としては使えなくなってしまいます。
コスプレアイテムの保管は、直射日光を避けた日陰になる場所で保管がおすすめです。
洗濯後に乾かすときも、陰干しすると安全です。
コスプレ衣装の収納方法
コスプレ衣装を長期間保管する場合は、洗濯可能な素材であれば一度洗っておくと清潔です。
洗濯できない素材でも、乾いた布で拭いたり汚れを取っておくと他の衣装にも影響が出ません。
ハンガーにかけて収納
丈の長い衣装や、しわになりやすい素材はハンガーにかけるときれいに保管できます。
そのときに合皮やエナメルのような、くっつきやすい素材同士を隣り合わせにするのは避けましょう。
隣り合う素材が違うと、並べてもくっつく可能性が少なく衣装を綺麗に保てます。
素材を分けるのが難しければ、不織布のカバーをかけるのもおすすめです。
ジャケットや制服のような、型崩れを避けたい衣装は、厚みのあるハンガーだと安心です。
畳んで収納
ハンガーをかけるスペースがなかったり、素材によっては畳んで収納する方が向いている場合もあります。
その場合は、100均で売っているようなファスナー付きクリアケースや、圧縮できるビニール袋がおすすめです。
コスプレの衣装は、シワになりづらい素材で作られている衣装も多くなっています。
私服に比べると布量が多く使われている場合も多く、嵩張りやすくなっています。
畳んでも大丈夫な素材であれば、袋での収納が嵩張りづらいので収納時に便利です。
コスプレウィッグの収納方法
ウィッグを長期保存する場合は、可能であれば一度洗ってからが衛生的です。
長期的な保管を考えていない場合も、一度ブラッシングしてから収納するといいでしょう。
ジップつきビニール袋に収納
一般的なウィッグの保管方法で、思い浮かぶのはこの方法ではないでしょうか？
ウィッグは購入時に、ジップつきのビニール袋にいれて、保護用のネットをかけて送られてくることが多くなっています。
ウィッグに合わせた大きさで送られてくるため、保管時もそのまま使うと便利です。
セットを崩したくない場合は、ウィッグをひっくり返してネット側を表にすると多少崩れづらくなります。
箱にいれて収納
複雑なセットを崩したくない場合は、箱で保管するとそのまま保管できます。
デメリットは、袋で保管するときに比べて、収納の場所をとることです。
特にボンドで固めたカチカチのウィッグだと、大きさに融通がきかないため、邪魔になりやすい点がデメリット。
できるだけ箱の大きさを揃えると、収納時にも見栄え良く収納できます。
撮影に箱のまま運べば、更衣室でそのまま被って少し手直しすれば撮影できるのはメリットのひとつです。
コスプレ小道具・武器の収納方法
小道具や武器も、場所を決めないといろいろなところに広がってしまいます。
保管場所を決めて、取り出しやすくしましょう。
箱にいれて収納
コスプレの小道具は、自作した場合ウレタン素材や段ボール、発泡スチロールなど比較的強度の低い素材が多く使われます。
袋の収納だと保管時に破損する可能性もあるため、箱での保管がおすすめです。
外側から見てどのキャラクターの小道具がわかるようにしておくと、コスプレするときもスムーズに準備できます。
袋にいれて収納
細かいアクセサリーや、小物の多いキャラクターの場合ひとつにまとめておくと忘れ物をせずに安心です。
透明のジップつきビニール袋だと、中身も見えるので手間がかかりません。
衣装をハンガーで保管しておく場合は、ジップつきビニール袋に紐をつけて衣装と一緒にハンガーにかけておくのもおすすめです。
コスプレするときに準備が楽になります。
使いまわせる小物の収納方法
コスプレでは、手袋や靴下など複数のキャラクターに使いまわせる小物もあります。
必然的に使用頻度も高くなるので、取り出ししやすい場所にアイテムごとに袋に入れてまとめておくと安心です。
特に白手袋、黒の革手袋、タイツ類は使用頻度も高くなるので、複数用意しておくと洗濯時にも困らずにすみます。
長物の収納方法
コスプレでは、刀や銃など1mを超えるアイテムの保管も発生します。
長物は保管する場所を決めて、まとめておくと邪魔になりません。
イベント会場までの持ち運びをするときのために、長細い袋があれば便利です。
袋がない場合は、余った布をまっすぐ縫い筒状にして、余った部分を輪ゴムでとめると簡易的なカバーになります。
コスプレアイテムの保管時におすすめなアイテム
コスプレアイテムの保管時に、あると便利なアイテムをご紹介します。
普段の衣服の保管時にも便利なので、ぜひ用意してみてください。
防虫剤
一般的な、衣服の防虫剤で構いません。
コスプレの衣装は、私服に比べると天然素材が少ないので虫食いは少なくなります。
しかし、綿やウール、麻素材が使われてないとも限りません。
長く使うためには、保管時に防虫剤を使うと安心です。
除湿剤
コスプレの衣装は、布量も多くぎゅうぎゅうにクローゼットに詰め込むことも多くなります。
湿気が増えれば、その分カビの危険性も上がります。
除湿剤を入れて、できるだけ湿気を取り除きましょう。
薄い色味の衣装であればカビが生えても気付けますが、濃い色の衣装だと気付きづらいので注意が必要です。
コスプレアイテムは正しく保管して長持ちさせよう
コスプレ衣装は高価な衣装も多く、できるだけ大切に着たいですよね。
しかしジャンルによっては、なかなか着る機会もなくタンスの奥にしまわれている衣装も多いはず。
しかし、放っておくと着れなくなったり部屋が汚くなるばかりです。
適切に保管して、大切な衣装を長持ちさせましょう。
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