コスプレ道具の自作入門:初心者にもできるクラフトガイド

コスプレ道具の自作入門:初心者にもできるクラフトガイド

コスプレに使う道具が欲しいと思っても、市販されている道具に納得いかず自分で造形しようと考える人もいるでしょう。

しかし、造形になれないうちは何を用意したらいいかわからず、困る人も少なくありません。

この記事では、コスプレ道具の自作であったら便利な道具と、造形に使える材料や作れるアイテムを解説します。

造形への知識を身につけ、チャレンジしましょう。

 

 目次


コスプレ道具の造形にあったら便利な道具5選

コスプレ道具の造形をする前に、必要なアイテムを用意しましょう。

ここでは、造形にあったら便利な道具を解説します。

造形がスムーズに進むよう、事前に準備しておくと安心です。


工作用紙

工作用紙は、造形するときの型紙や造形する剤了どちらにも使えます。

型紙として使うときは、作りたいアイテムをどの形で切り取るかペンで書きましょう。

造形するときは、ひとつの型紙で無理に作るのではなく、持ち運びを考え分解できる形にしておくのがおすすめです。

材料として使うときは、日本刀のような薄手の刃を作るときに便利に使えます。

間にCOSボードを挟めば、刃先のなだらかな形が表現できるでしょう。


カッターナイフ

カッターナイフは、コスプレの造形時の必須アイテムです。

造形でメインに使われる材料の多くは、厚さもありはさみで切るのは難しい場合も

少なくありません。

カッターナイフを用意しておけば、材料のカットがスムーズに進みます。

また、コスプレの造形でカッターナイフを使うときは、替え刃をたくさん用意するのがおすすめです。

切れ味が悪くなると、作業効率が下がるため注意しましょう。


グルーガン

グルーガンは、材料の接着時だけでなく、細かい装飾にも使える便利なアイテムです。

材料によっては、有機溶剤である瞬間接着剤やG17ボンドを使うと溶けてしまう素材もあります。

材料を溶かさないためには、木工ボンドやグルーガンなどほかの接着剤も欠かせません。

削れば形が作りやすいため、装飾にも使えるのがメリットです。


ラッカーや絵の具

造形物の形ができたら、ラッカーや絵の具の色をつける道具を用意しましょう。

使う道具は、素材に合わせて変更が必要です。

有機溶剤が使える素材であれば、ラッカースプレーがムラなく塗れておすすめです。

ラッカースプレーを使うときは、換気のいい場所で使うよう注意しましょう。

絵の具は、素材を選ばず使えるのがメリットです。

水彩絵具や油彩絵具もありますが、コスプレの造形で使うならアクリル絵の具がおすすめです。


G17ボンド

G17ボンドは、木工ボンドやグルーガンで接着が難しい素材にも使える強力な接着剤です。

COSボードや木材など、有機溶剤で溶けない素材の接着に利用しましょう。

G17ボンドの利用には、使い方に特徴があります。

まず、接着剤を接着する部分の両面に塗る必要があります。塗ってすぐに材料をくっつけるのではなく、少し時間を置いて半乾きにしてから圧着しましょう。

使い方を間違えるとくっつかないため、注意してください。

また、有機溶剤のため使用時には換気を忘れずに使うことが大切です。



コスプレ道具の造形に使える材料と作れるアイテム!

つぎに、コスプレ道具の造形に使える材料と、材料ごとに作れるアイテムを解説します。

納得いく造形をするためには、自分が作りたいアイテムに合う素材がなにか、しっかり考えるのがおすすめです。

材料の特徴を知って、造形に役立てましょう。


COSボード

COSボードは、コスプレの造形で幅広く使われる素材です。

密度の高いスポンジ状になっており、やわらかさから好きな形を作りやすいのがメリットです。

薄さも1mmや5mmとさまざまなため、作るアイテムに合わせて用意しましょう。

刀や鎧など、幅広いアイテムに流用できます。

注意点として、COSボードはカッターナイフの刃を消耗しやすい特徴があります。

替え刃を多めに用意しておくと、造形もスムーズに進むでしょう。


スタイロフォーム

スタイロフォームとは、密度が濃い発泡スチロールに近い素材です。

もともとは断熱材に使われるため、軽くて厚さがあり大きな武器や小道具にも使えます。

熱で溶ける性質もあり、ハンダゴテで細かい模様付けも可能です。

注意点として、スタイロフォームは有機溶剤で溶けます。

G17ボンドやラッカースプレーは使用せず、ほかのアイテムで接着や塗装をしましょう。


段ボール

ダンボールは、箱状のアイテムを作るだけでなく鎧や甲冑を作るのにもおすすめです。

COSボードは値段が高く、人によってはなかなか手がでない場合もあるでしょう。

段ボールであれば、簡単に手が入り気軽に失敗もできます。

一度段ボールで試作品を作り、本番でCOSボードにするのもおすすめです。

ただし、綺麗な曲線を作るのは難しいため、直線でできるアイテムに使用しましょう。


塩ビパイプ

塩ビパイプは、もともと配管に使われる素材です。筒状の槍やトンファーを作るときに使います。

鉄パイプで造形しても問題はありませんが、重さがあり危険な面があるのも否定できません。

塩ビパイプであれば自分でカットもでき、鉄パイプに比べれば軽量です。

L字やT字の形にしたいときは、ジョイントも販売されているため、必要であれば購入しましょう。


木材

木材は、やすりがけで細かい形作りができるのが魅力の材料です。

使えない塗料や接着剤がないため、使い勝手がいいのがメリットです。

衣装ではなく、武器や撮影時の小道具に利用するのがおすすめです。

注意点として、木材は大きくなるとその分重みがでます。

大きい造形の場合は、常に持ち歩く必要がないアイテムに利用しましょう。



コスプレ道具の造形に使えるアイテムを知って、造形にチャレンジしよう

コスプレ道具の造形は、いままでチャレンジした経験がないと難易度が高く感じる人が多いでしょう。

しかし、材料や道具の特性を知ればはじめての人でも問題なくチャレンジできます。

ひとつひとつの特徴を知って、自分が作りたいアイテムに合わせて使う素材を選択しましょう。

はじめてで納得いく造形ができなくても、何回も作り直せば上手くなりますよ。

 

 

clearstone(クリアストーン)公式オンラインショップでは、最新のトレンドに合わせたコスチュームを幅広く取り揃えています。高品質な素材とデザインにこだわり、快適な着心地と洗練されたスタイルを追求しています。ぜひ、一度ご覧になってみてください。

ブログに戻る