「本物度」が変わる!コスプレの魅力を引き出すポージング術

「本物度」が変わる!コスプレの魅力を引き出すポージング術

「しっかりとポーズをキメているはずなのに、なんだかイマイチ…」「このキャラクターっぽくない…」とモヤモヤすることはありませんか?

コスプレのポージングは誰でもできるようで、実は奥が深いもの。なんとなくではなくポイントをおさえて「魅せる」ことが大切です。

今回はコスプレの魅力を引き出すポージングのコツやアイディアをお伝えします。


 目次


女性キャラクターの魅力的なポージング

・ポージングの基本

まずは「立ち」のポージングを例に、女性らしさを演出するコツをお伝えします。

女性らしさで大切なのは「曲線のシルエット」です。上半身から下半身にかけてしなやかなS字を作るイメージでポージングしましょう。

意識すべきは、胸を自然に張る、あごを引く、腰を少しひねる、お尻を引き上げる、腕はボディラインにそっておろし指先まで力を入れる、足は膝をくっつけてつま先は内向きにする、などです。


・元気系キャラクターの場合

明るく人懐っこい印象のキャラクターは、「ぴょんっ」「ぱぁっ」「キラッ」という効果音をイメージしながらポージングしてみましょう。

大きく両手を広げる、片足を浮かして飛び跳ねるようなポーズ、おでこに手をあてる「敬礼」ポーズ、ピースなどがおすすめです。


・クール系キャラクターの場合

気高く知的な印象のキャラクターは、「スラッ」「ビシッ」という効果音をイメージしながらポージングしてみましょう。

腕組み、足をクロスして立つ「モデル立ち」、髪を耳にかけるしぐさ、片手を腰にあてる、などがおすすめです。指先・足先まで意識を張り巡らせると美しさがアップします。


・あざとい系キャラクターの場合

可愛くてちょっと計算高い印象のキャラクターは、「きゅるん」「くねっ」という効果音をイメージしながらポージングしてみましょう。

内股で立つ、顎に手をそえて上目遣い、手を丸めて猫ポーズ、唇に人差し指をそえる、ウインクなどがおすすめです。ちょっとポージングが大袈裟でも◎。



男性キャラクターの魅力的なポージング


・ポージングの基本

こちらも「立ち」のポージングを例に、男性らしさを演出するコツをお伝えします。

男性らしさで大切なのは「直線的なシルエット」です。

姿勢はしっかり正しつつも、力みすぎない自然なポージングを目指しましょう。

意識すべきは、胸と肩を開く、腰ではなく骨盤を前に突き出す、腕は少し曲げておろしボディラインとの間に余白を作る、足は開きつま先はハの字に広げる、などです。


・元気系キャラクターの場合

アクティブでハツラツとした印象のキャラクターは、「バッ」「ニカッ」という効果音をイメージしながらポージングしてみましょう。

大きく両手を広げる、走り出す、頭の後ろで手を組む、指差し、ジャンプなど、躍動感のあるポージングがおすすめです。


・クール系キャラクターの場合

冷たく物静かな印象のキャラクターは、「キリッ」「シュッ」という効果音をイメージしながらポージングしてみましょう。

腕組み、めがねに手をそえる、ネクタイに手をそえる、腰に片手をあてる、首元に手をあてる(通称・首痛いポーズ)などがおすすめです。


・俺様系キャラクターの場合

権力があり、自信に満ちた印象のキャラクターは、「ドンッ」「グワッ」という効果音をイメージしながらポージングしてみましょう。

手を前に出し何かを掴むようなポージング、仁王立ち、前髪をかきあげながら見下ろす、マントを翻す、頬杖をつくなど、堂々たる立ち振る舞いがおすすめです。



覚えておこう!すぐにできるポージングアイディア

ポージングのバリエーションは多いに越したことはありません。ぜひ以下のようなアイディアも取り入れてみてください。


・座る

椅子やベンチ、地べた、ソファ、階段など、そのキャラクターがいても不自然ではないシチュエーションで座って撮影してみましょう。座り方もキャラクターの個性が出やすい部分です。足を組めばクールな印象に、ドカッと大股で座れば威厳のある印象に、きゅっと足を閉じて肩を縮めて座れば気弱な印象になります。


・小物を使う

武器など、キャラクターに関連するアイテムを用意しておくことでポージングの幅が広がります。カメラ目線でビシッと決めてみたり、漫画やアニメのワンシーンを再現してみたりと、アイテムがあるからこそできる構図を楽しみましょう。


・寝そべる

周りになにもない!という時におすすめなのが、寝そべるポージングです。仰向けで額に手をあてればアンニュイな雰囲気に、うつ伏せで上目遣いをすればあざとく、横向きになって手を差し出せば恋愛的なシチュエーションを演出できます。


・複数人で撮る

キャラクターが何人か集まれば自然と見栄えします。それぞれのキャラクターの個性や関係性を意識しながら立ち位置を決めてみましょう。ライバル同士なら横並び・向かい合う、仲間同士なら背中あわせ・ハイタッチ、主従関係なら従者が後ろに立つ・片膝ついてかしずく、恋人同士であれば手を繋ぐ・抱きしめるなど、一人ではできないポージングが実現します。



ポージングをマスターして「本物度」アップ!

いかがでしたか?今回紹介したポージングはほんの一部にすぎませんが、いくつかコツを理解すれば、クオリティが上がり、より「本物」に近づいていくはずです。

少しずつ経験を積み重ねながら、ポージング技術を磨いていきましょう。

 

 

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