クリスマスコスプレ前に知っておきたい！トラブル・事故防止のための安全対策

ついに12月に突入しましたね。クリスマスに向けて本格的に動き出すコスプレイヤーも多いのではないでしょうか。

今回はそんな楽しい瞬間に向けて知っておきたい、コスプレの「安全対策」についてお伝えします。大勢の人が集まるコスプレイベントでは、あらゆるトラブル・事故の可能性が潜んでいます。自分の身を守り、悔いのない一日を過ごすためにも、ぜひチェックしてみてください。

まずは、コスプレの準備段階で気をつけるべき点をお伝えします。

イベント会場でのトラブル防止やマナー遵守のために「露出対策」「耐久性」「安全性」を意識して衣装選びをしましょう。具体的には、露出対策は「ボディタイツ」や「シリコンバスト」を使用すること。耐久性については、安価な衣装や手作り衣装による「裁縫の脆さ」がないか確認。破損の程度によっては、会場で修復困難なケースもあります。安全性については、「鋭利な装飾」や「巨大すぎる羽」など、明らかに周囲に影響を及ぼしそうなものは使用を検討、もしくはイベント参加ではなく貸し切りでのスタジオ撮影に切り替えるとよいかもしれません。

イベント会場ではいろいろと歩き回りますから、見栄えだけではなく「歩きやすさ」も備わった靴を選びましょう。特に厚底靴やハイヒールなどは安定感に欠け、ちょっとした段差もケガに繋がる危険性があります。事前に歩行練習をする、クッション性のある中敷きを入れる、移動時は別の靴に履きかえるなどの対策を取り入れていきましょう。

武器や小道具についても、衣装と同じような注意点があげられます。造りが甘いもの、鋭利なもの、大きすぎるもの、重すぎるものは極力使用を避けましょう。どうしてもという場合は、スタジオを貸し切るなど安全が担保される環境で楽しみましょう。

次に、コスプレイベント当日に気をつけるべき点をお伝えします。

コスプレへの思いが強いあまりに、体調不良でもイベントに参加する人をごく稀に見かけますが、当然避けるべきです。悪化の可能性はもちろん、周囲も安心して楽しめなくなってしまいます。近年は新型コロナウイルスの影響で、参加者の体調チェックが強化されていますが、まずは自分自身で適切な判断ができるとよいですね。また、イベント中の「脱水症状」にもご注意を。夏場の暑さだけではなく、冬場の乾燥した空気も脱水症状のトリガーになります。1時間おきに休憩をとるなど、こまめな水分補給を意識してください。

イベント当日が悪天候なら、思い切ってリスケする勇気も大切です。理想の写真が撮れない可能性はもちろん、交通機関の麻痺や、落雷、強風、凍結などによる思わぬ被害も考えられます。数日前からこまめに天気予報をチェックし、身の安全第一に判断していきましょう。

人対人のやりとりにおいても色々と注意したいところです。イベント会場は気分が高揚しやすい場ですが、くれぐれも周囲に迷惑が及ぶような「大声」や「騒音」は出さないよう気をつけましょう。またトラブルの元になりやすい「金銭のやりとり」は、なるべく迅速に対応するのが吉です。対カメラマンに関しては、近年発生している事件をふまえて「初対面で2人きりになるのは避ける」「望まないポージングや写真掲載は明確に拒否する」といったことを心がけると良いでしょう。もし手助けが必要であれば、運営スタッフや近くの人に遠慮せず声をかけてみてくださいね。

クロークに預ける荷物はさほどトラブルの心配はないですが、個人で持ち歩く荷物に関しては、撮影中の隙を狙った「盗難」に注意です。貴重品は衣装のポケットに入れる、中身が見える透明バックを使う、コスプレ仲間同士で見張り合うなどできる限りの工夫を心がけましょう。

特別な一日にトラブルが発生するのは嫌ですよね。改めて各対策の重要性を感じていただきつつ、今年のクリスマスコスプレは安心・安全対策バッチリで楽しんでください！

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